Wordprssのやり方ばかり伝えていて、そもそもワードプレスってどんなんなの?や構造体について、あまりお伝えしていなかった@Toroこと(小澤朋子)です。
設定方法などをお知らせして、最終的にWordprssは、こういう作りですよ。と、とお伝えすると、
決まって相手は、「初めて知った!」
という顔をします。
もしかして、ワードプレスをはじめる方の多くは、Wordprssがサーバーにあることや、表示されている情報はデータベースに全てあることを知らないのでは!
と、うすうす感じてはいたものの、しっかりお伝えしていませんでした。
そこで、今回は、準備のさらに前段階(前情報)として、Wordprssってどんな構造体なのか?
サーバーにあるのはイメージできるような、出来ないような。。
サーバー内のWordPressのフォルダ・ファイルはどうなっているのか?
データベースって何者?どんな働きをしているのか?
その辺りから、Wordpressについて深堀していきたいと思います。
また、その前に知っておきたいWordprss(動的サイト)と、他の一般サイト(静的サイト)の違いについて、先にお伝えしていきます!
目次
一般サイト(静的サイト)とは?
インターネットが普及したての頃のWebサイトは、自分のパソコン内のテキストファイルで、HTMLファイルを作成していました。
テキストファイルで、「HTMLやCSS」ファイルを作り、それをサーバーにアップロードするという方法です。
そのため、その時代でのサイトのほとんどのサイトは、静的サイトで運営されていました。
自分のパソコンで、テキストエディタでHTMLタグを挟むデータです。
こんな感じ↓
このファイルを、「blog-17-0510.html」という名前で保存します。
ファイル転送(FTP)のソフトで、契約しているレンタルサーバーへアップロードします。
サーバーにいれたファイルの場所(アドレス)をブラウザで表示されると、下のように表示されます。
HTMLでマークアップされたテキストを、そのまま表示させることを静的サイトと表現します。
そのため、静的サイトでは、サーバー内にある情報がそのまま、webで表示されます。
バックアップも、サーバー内のフォルダやファイルを一括で、ダウンロードして終わりなので、運営はとても楽です。
これに対して、ワードプレスのような動的サイトというのが最近は主流になっています。
WordPressのような(動的サイト)とは?
- 何度同じ動作をしても同じ結果が出て来るのが「静的」
- 同じ動作をしてもそのたびに違う結果が出て来るのが「動的」
Yahooのトップページなどは、時間を置いてサイトを開くと、表示されるニュースの見出しや広告が違っていることに気がつきませんか?
最新ニュース・人気ランキングが変わったり、ユーザーによって広告の種類の表示が違うサイトは動的サイトです。
対して、静的サイトは、サーバー内のテキストを(HTMLファイル)見に行っているので、いつ見に行っても、同じ内容が表示されます。
動的サイトのメリットは、設定さえすれば、最新のニュース・人気投稿の表示や広告を出せることです。
デメリットとしては、サーバーに高い負荷がかかること、管理・製作に手間がかかること、セキュリティ面に注意が必要ということです。
動的サイト=Wordpressです。
また、Wordpressのことを、CMSという表現も使用します。
うん?聞いたことない??
WordPress=CMSってどんなシステム?
Marui =丸い=ペン子って?
なんとか、うまくまとまったかな。。
え~、CMS=コンテンツ管理システム簡単に説明するね。
現在ではCMS(Content Management System) - コンテンツマネージメントシステムとして、世界中の多くのWEBサイト運営者に利用されています。
CMSとは、WEB表示専用の管理画面があり、直接WEBの知識がなくても(HTMLがわからない人)でも、専用の管理画面の中でWEBサイトを簡単に作成できるツールのことです。
そのため、WEB初心者・個人でもサイト制作が容易になりました。
CMSの普及と発達は、webサイト製作のへの敷居を低くしたと考えていいと思います。
WordPressの構造とは(PHP+MySQL)
プログラム言語(PHP)+データベース(Mysql)で構成されてるシステムのことかな。
※プログラム言語(PHP)の特徴は、サーバー上のデータベース(Mysql)にアクセスが可能な言語。
※データベース(Mysql)は、一つ一つの記事情報を1行に保存しておく、保管箱のようなもの。
Excelの規則正しい一覧表の集まりみたいな感じだよ。
WordPressのフォルダ群(PHPファイル)
WordPressをインストールすると、契約されたサーバー内には、上のようなフォルダ群が配置されます。
静的サイトがHTMLの拡張子に対して、phpというファイルが沢山在ります。
WordPressがインストールされたサーバー内には、3つのフォルダと、18個ファイルが存在しています。
【フォルダ類の主な働き】
- wp-admin:管理画面内での作業の制御フォルダ
- wp-contents:自分のサイトの情報(テーマ・プラグイン・画像・バックアップデータ)
- wp-includes:Wordpressのサイト動きの制御や関数等
サイトを見に来たら、サーバー内のWordpressのファイルたちを読み込みに行き、ファイルの中の、wp-config.phpが、データべースへの扉を開いてくれます。
基本的に、サーバー内にあるPHPファイルの働きは、データベースの情報を引っ張る命令が書かれてあります。
WordpessというCMSは、サーバー上のPHPファイルを利用して、必要な情報をデータベースに取りに行って、WEB上に表示させるということを行っています。
WordPressのデータべース(MySQL)
データベースの存在により、静的サイトには、みられない動きになります。
また、初心者やWEB未経験者にとって、データベースの存在すら知らない人が多いという事が知られています。
それは、多くのレンタルサーバーには、Wordpressは「簡単インストール」という機能が常備されていて、いきなり、管理画面の操作が出来るようになっているためです。
実際には、インストールされた時点で、MYSQLデータベースには、下のように12個のテーブルが作成されます。
この存在を知っているかどうかで、Wordpressとの向き合い方も変わってきます。
このそれぞれのテーブル内に、さまざな情報が格納されています。
WordPressサイトで表示されている部分のほとんどが、データベース内に入っています。
※バックアップを取る場合は、サーバー内のフォルダ + データベースの情報2つが必要です。
実際のWEBが公開されるまでの動きは、静的サイトより動作がをより多く必要とします。
この動作が複雑で、アクセスが増えてきた時に耐えられるために、Wordpressのサイト運営には、エックスサーバーをおすすめしています。
>>エックスサーバーでのインストール方法
サーバーはスペック重視です!
まとめ
【サイトの主な種類】
- 静的サイト:HTML等でマークアップファイルのみで、サーバーの情報のみが表示されるサイト(軽い)
- 動的サイト:情報が切り替わるサイトで、データベースの情報を表示させている(重い)
WordPressは、CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)
WEBサイトを管理するための管理画面が存在し、WEB初心者(HTMLがわからない)でもWEBサイトの制作が可能。
【Wordpressの構造とは】
レンタルサーバーの「簡単インストール」において、以下がインストールされます。
サーバー内には、3つのフォルダと18個のphpファイルがインストールされる。
データベース(MySQL)には12個のテーブルがンストールされる。
簡単にインストールできて、実際には、サーバー内やデータベースには、見に行く切っ掛けがありませんよね。
>>エックスサーバー編・初心者のためのWordPressインストール方法
>>ロリポップ編・初心者のためのWordPressインストール方法
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